おざわ歯科 / 院長ブログ
ホームページよりいろんな質問をお受けすることがあります。
それぞれのメールに対して一生懸命返信をしているのですが、よくある質問に関しましては今後時期をみてホームページにてアップさせていただきたいと思います。
こちらのブログにも時折アップさせていただきますので参考にしてください。
<一般のホワイトニングで失活歯は白くできますか?>
通常のホワイトニングで失活歯のホワイトニングをすることは難しいです。
(多少白くすることはできますが、色のコントロールができないので当院では対応しておりません。)
失活歯の対応はウォーキングブリーチか、かぶせ物(補綴)での対応となります。
<ウォーキングブリーチは歯の根や骨に対する副作用や根の先の痛みがありますか?>
歯根の吸収が起こるという報告はありますが、常に起こるわけではありません。市販の内服薬の注意書きにあるようなそういうことも起こりうると言う考えでいいと思います。歯の中の治療をしっかり行ったうえで行えば痛みが出ることはほとんどありません。
<ウォーキングブリーチは酸素の発生によって歯が割れたりしやすくなりますか?>
ウォーキングブリーチは歯の中の汚れ、色素成分を蒸散させるものなので歯質が弱くなるということはありません。ただ薬剤を浸透させるために今入っている詰め物はすべて除去する必要があります。そのため、大きな詰め物が入っている歯の場合は薬剤塗布期間は歯が薄くなりますので破折の危険があります。その場合は適応外とさせていただくことがあります。
<ウォーキングブリーチに治療後の後戻りはありますか?>
経験上約3年~5年で再着色がおこることが多いです。基本的にウォーキングブリーチを行う患者様には再着色の際にはかぶせ物(補綴)を考えてくださいと伝えています。
どのような治療にもメリットデメリットがあります。
その中でどちらのどの部分を重視するかという選択になると思います。
質問疑問があればよくご相談ください。