おざわ歯科 / 院長ブログ
おざわ歯科 院長ブログ
2017-06-12
お子さんのお口ぽかんと開いていませんか?
カテゴリ:歯科の話
こんにちは(^^♪

ここのところ、私のブログは個人的な日記ばかりなので、たまにはしっかり歯科のことを書こうと思います。

昨年より、休日を利用して「顎顔面矯正セミナー」というのに通っているのですが、ここでは主に混合歯列期(子供の歯と大人の歯が混在する時期)における顔面頭蓋の成長発育と歯並びの改善について勉強しています。

そこで学んでいることのうち最も大事なのは
「ほとんどの場合において、歯並びが悪いのは顎の発育が悪いからであり、主に上顎の発育不全が歯列不正の根本的な原因である」という考え方です。

矯正治療というのは主に患者さんが審美的な改善を求めてくるので、現在の状態を分析し、そこからこれからの治療方針を導き出すことが多いのですが、あまりその歯列不正が起こった原因について深く考える先生は多くないと思います。

子供のうちに、歯列不正の原因となる要因を改善し、顎顔面の成長発育をいい方向にコントロールすることが出来ればとても有効な治療となるのではないかと考えています。

特に上顎の発育が悪いと鼻からの空気の流れが悪くなり、呼吸がしずらくなるため、口呼吸が助長されるます。

口呼吸になると口がぽかんと開いた状態になることが多く、歯列不正につながっていくと考えられます。


まずはお子様のお口の成長発育についてチェックしてみませんか?


下のアンケートに答えてみましょう。


<口呼吸症候群に関するアンケート>

①唇に締まりがないと思いますか?
②日中、よく口を開けていますか?
③上唇と下唇の間から歯が見えていますか?
④口を開けて眠ることがありますか?
⑤出っ歯だと思いますか?
⑥唇が厚いと思いますか?
⑦上唇がめくれていると思いますか?
⑧鼻が詰まりやすいですか?(日中、睡眠中)
⑨よく鼻水がでやすいですか?
⑩よくくしゃみがでますか?
⑪1回の食事量は少ないですか?
⑫口の中に食べ物がずっと残っていることがありますか?
⑬柔らかい食べ物を好みますか?
⑭口臭を感じることがありますか?
⑮くちゃくちゃと音を立てて食べますか?
⑯食事中に食べ物をよくこぼしますか?
⑰歯に着色や汚れが付きやすいですか?
⑱歯茎にやや腫れ(赤み、出血)がありますか?
⑲唇がかさかさしていますか?
⑳唇が切れやすいですか?



〇の数が多い人ほど、口呼吸の傾向が強く、口唇閉鎖不全が起こっていると思われます。

上顎骨の成長を誘導する当院の咬合誘導は、上顎骨が成長期にある6歳~12歳くらいまでが最も適応になります。

興味がある方はぜひ一度ご相談ください。


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