おざわ歯科 / 院長ブログ
おざわ歯科 院長ブログ
2014-02-24
キシリトールの続き
カテゴリ:歯科の話
話の続きがだいぶ遅くなってしまいましたね。
すみません^_^;

ジェットコースターなど絶叫系の乗り物はまるで駄目な上、最近では観覧車にも乗れなくなっている
院長の小澤です。



では今日はまじめにこの間の続きのキシリトールについて書きます。







まず<キシリトール製品の選び方>ですが

一番のポイントは甘味料の50パーセント以上がキシリトールであること、もしくはその商品の総重量のほとんどがキシリトールで占められていることです。

手順としては

まずガムパッケージの表示をみてキシリトールの含有量を確認してください。

ちなみに歯科専用のものはキシリトール100パーセントとなっていますが、市販のものは50パーセントです。 


表示がない場合は 「糖類0g」であることと「炭水化物」とキシリトールの含有量が限りなく近くなっていることを確認してください。


例)炭水化物 120.7g・・糖類 0g、キシリトール 117.5g

これで大丈夫です。



僕もそうですがパッケージに「キシリトール」と書いてあると全部大丈夫なような気がしてしまいますよね。でも実は違うんです。


こうゆう広告は巧妙に仕掛けられているので、みなさんはしっかり識別して購入しましょうね。



次に「摂取方法」ですが

一日5~10gくらいの量を3回以上に分けて摂取するといいようです。

歯科専用のキシリトールガムに含まれるキシリトールは1粒あたり約1.3gなのですが、これだと一日4~8粒くらいを3回以上に分ける計算になります。

つまり、一回2.3粒を2.3回に分けて摂取するのがいいようですね。

ちなみに3か月続けるとお口の中に変化が出てくるようで、虫歯の原因となるミュータンス菌というのが明らかに減少することが分かっています。

13か月続けるとガムの接種をやめても効果が15か月続くことや、2年続けるとその予防効果は4年続くことが研究により証明されています。


参考:マイナス1歳からはじめるむし歯予防(仲井雪絵著)


毎日の歯磨きはとても重要ですが、毎日隅々までしっかりと歯磨きするのはとても大変なことです。

ちょっとした隙間を見つけてキシリトールガムを利用できれば今よりもずっと楽に虫歯予防が
できると思います。


ぜひみなさん活用してみてください














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