話の続きがだいぶ遅くなってしまいましたね。
すみません^_^;
ジェットコースターなど絶叫系の乗り物はまるで駄目な上、最近では観覧車にも乗れなくなっている
院長の小澤です。
では今日はまじめにこの間の続きのキシリトールについて書きます。
まず
<キシリトール製品の選び方>ですが
一番のポイントは甘味料の50パーセント以上がキシリトールであること、もしくはその商品の総重量のほとんどがキシリトールで占められていることです。
手順としては
まずガムパッケージの表示をみてキシリトールの含有量を確認してください。
ちなみに歯科専用のものはキシリトール100パーセントとなっていますが、市販のものは50パーセントです。
表示がない場合は 「糖類0g」であることと「炭水化物」とキシリトールの含有量が限りなく近くなっていることを確認してください。
例)炭水化物 120.7g・・糖類 0g、キシリトール 117.5g
これで大丈夫です。
僕もそうですがパッケージに「キシリトール」と書いてあると全部大丈夫なような気がしてしまいますよね。でも実は違うんです。
こうゆう広告は巧妙に仕掛けられているので、みなさんはしっかり識別して購入しましょうね。
次に
「摂取方法」ですが
一日5~10gくらいの量を3回以上に分けて摂取するといいようです。
歯科専用のキシリトールガムに含まれるキシリトールは1粒あたり約1.3gなのですが、これだと一日4~8粒くらいを3回以上に分ける計算になります。
つまり、一回2.3粒を2.3回に分けて摂取するのがいいようですね。
ちなみに3か月続けるとお口の中に変化が出てくるようで、虫歯の原因となるミュータンス菌というのが明らかに減少することが分かっています。
13か月続けるとガムの接種をやめても効果が15か月続くことや、2年続けるとその予防効果は4年続くことが研究により証明されています。
参考:マイナス1歳からはじめるむし歯予防(仲井雪絵著)
毎日の歯磨きはとても重要ですが、毎日隅々までしっかりと歯磨きするのはとても大変なことです。
ちょっとした隙間を見つけてキシリトールガムを利用できれば今よりもずっと楽に虫歯予防が
できると思います。
ぜひみなさん活用してみてください。