おざわ歯科 / 院長ブログ
2014-01-13
新年のご挨拶&キシリトールの話。
あけましておめでとうございます。
ご挨拶がおそくなりまして大変申し訳ありませんでした。
今年もおざわ歯科は元気いっぱい頑張りたいと思います(^O^)
先日、来院された患者さんに「ブログ見てますよー」といっていただいて
とてもうれしかったです。
たまに言ってくださる患者さんがいるのですが(ちょっと恥ずかしいですが(^_^;))
とても励みになります(^O^)
どうぞこれからもよろしくお願いします。
新年最初なのでたまにはまじめな歯科の話を書きますね。
ずーっと書こうと思ってて放置していたのですが今日は「キシリトールガム」のことを少し書こうと思います。
「キシリトール」という名前は聞いたことがあると思いますが、これは天然素材の代用甘味料(白樺の木などからとれるようです。)で砂糖と同様の甘みがあるのですが虫歯の原因とならないという優れものです。
「虫歯の原因にならない甘味料」
こういうイメージは皆さんあるのではないかと思います。
でも一般的にはいろんな場面で砂糖を使いますし、家庭で使う砂糖を全部キシリトールに変えるわけにはいかないし、たまにガムが噛みたくなった時やコーヒーを飲む時にちょっと意識して使うくらいではないでしょうか?
でも覚えておいて欲しいのはキシリトールは口腔内のむし歯菌をやっつける効果があるということです。
「虫歯の原因にならない甘味料」というだけでなく「むし歯菌をやっつけてくれる」のです。
本来、口腔内のむし歯菌はそのエサである砂糖を取り込み、その後代謝物として出す酸などの効果によって歯を溶かします。
しかし、むし歯菌はキシリトールは代謝できないので、キシリトールを取り込んだむし歯菌は死んで行ってしまうのです。
つまり、キシリトールガムを噛むことは歯磨きをするのと同様に虫歯予防効果があるのです。
1日3回しっかりした細かい歯磨きは面大変だけど、一日数回ガムを噛むのは比較的楽じゃないですか?
ちなみに僕は車の中に常備していて運転のたびに食べています。
(よく子供達にとられます(^_^;))
決して歯磨きは不要だといってるわけではありませんよ。
もちろん歯磨きは非常に重要です。
でもキシリトールガムがフォローしてくれると思うとちょっと気が楽になりませんか?
歯磨きとフッ素とキシリトール。
この三つで虫歯予防をおざわ歯科ではおすすめしています。
ぜひご検討ください。
「予防に優る医療はなし」ですからね。
次回はキシリトールガムの選び方、摂取の仕方について書きますね(^O^)ご期待ください。