前歯の色、形、大きさ、そして見え方はその人の印象にとても影響を与えます。

きれいな歯はきれいな笑顔をつくり出します。
患者さまが治療後に口元を気にすることなく笑っていただけることを意識して治療を行っています。

決まりきった色や形の歯を入れるのではなく、患者さまの口の中の状態、周りの歯の状態からその患者さまに最も似合う色、形の完全オーダーメイドの歯を技工士さんと相談しながら作製するように心がけています。

また、審美歯科では見た目ももちろんですが、耐久性も大きなポイントとなります。
歯の審美性を高める方法は様々です。
どのような方法とメリット・デメリットがあるのかを十分に説明させていただいた上で患者さま自身にご選択いただきたいと思います。

銀歯の所の見た目が気になるということで来院された20代男性の患者さまです。

いくつかの治療方法の選択肢を説明しましたが、セレック（オールセラミック）という被せ物を選択されました。

これはコンピュータによってセラミックのブロックから歯の形を削りだして作ったもので、とても色がキレイで材質的にもとても安定しています。
色加減では、技工士さんが手作業で１つ１つ作るセラミックのものよりは多少の見劣りはあります。
しかし、その分リーズナブルな価格で白いセラミックの歯を得ることができます。

小臼歯部には特におすすめです。

むし歯で前歯が折れてしまった50代女性の患者さまです。
前歯だけでなく奥歯にもむし歯があり、治療をすすめながら全体的な被せ物の相談をさせていただきました。

前歯4本はセレック（オールセラミック）を選択され、透明感と耐久性のあるきれいな歯を入れることができました。

術前、術後の写真を比較しながら説明をすると、とても驚かれていました。

銀歯（詰め物）を白くしたいというご希望で来院された20代男性の患者さまです。

リーズナブルな価格で白い歯が得られるハイブリットインレー（アドーロ）を選択されました。

術後に手鏡で確認していただきました。 比較的無口な患者さまでしたが、きっと納得いただけたと思います。

20代の女性の患者さまです。 むし歯の治療をしたいとのことで、来院されました。
金属アレルギーがあり、（保険の）金属は使用できませんでしたので、金属を含まないオールセラミックでの治療をおすすめしました。
前歯でしたのでセレックよりもきれいなプロセラ（オールセラミック）を選択されました。
前歯の小さいむし歯は保険のCR（プラスチック様）で修復し、大きなむし歯のところにはプロセラ（オールセラミック）を左右１本ずつ（合計2本）入れました。
きれいになったととても喜んでいただきました。

歯の表面を薄く一層だけ削ってその上に付け爪のような薄い歯を張り付けることにより、歯の色や形を変えることができる治療法です。

この患者さまは20代の男性です。
前歯の隙間が気になるとのことで来院されました。
矯正、補綴、ラミネートベニアといくつかの治療方法について説明しましたが、最終的にはラミネートベニアを選択されました。
削る量は最小限に抑え、審美的な効果を得ることができました。 患者さまにもとても喜んでいただきました。

50代の男性の患者さまです。
前歯のむし歯が進行し、被せ物での治療が必要になりました。
隣りの天然歯に少し縞模様が入っていたので、メタルセラミックを選択し、微妙な色合いを表現してみました。

30代の女性の患者さまです。
以前から入っていた被せ物（保険）の色がきになるということで、メタルセラミックでの治療を希望されました。
隣在歯の色・形などを診査して、統一感のある歯牙を表現してみました。